Webグランプリ

第12回Webグランプリ (2024年)
「企業グランプリ部門」受賞サイト

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 アクセシビリティ賞 優秀賞

優秀賞 東京海上ホールディングス コーポレートサイト

東京海上ホールディングス コーポレートサイト

東京海上ホールディングス株式会社

東京海上グループは、2024年8月に創業145周年を迎えるにあたり、当社のコーポレートサイトをフルリニューアルしました。世界のお客様に"あんしん"をお届けし、100年先も必要とされ、成長し続けるグローバル保険グループをめざす当社にとって、お客様、株主・投資家、メディア、国内外のグループ会社従業員といった様々なステークホルダーに適時適切に情報を開示し、東京海上グループのブランドを社内外に発信する基盤を作ることが必要不可欠です。そのため、これまで株主・投資家向けの情報が中心だったサイトを、さまざまなステークホルダーと接点を持ち、国内外へ東京海上グループの情報を発信する重要なコミュニケーションハブとなるサイトへと作り変えました。

本サイトのリニューアルにあたり、特に「ユーザー視点/ニーズ」を考慮したアップデートにこだわりました。単に情報が置かれた「来て終わり」のサイトではなく、ステークホルダーが東京海上グループをより知って、関係を深めていけるような体験をめざしました。

ユーザー課題を把握するために、アクセス解析ツールの活用をはじめ、ステークホルダーインタビューや外部調査機関による分析を実施。リニューアル前から情報量の多さやシンプルな情報整理の評価は得ていたものの、情報の鮮度や更新性、そして東京海上グループについてより深く知ってもらうための興味を促すコンテンツと回遊を増やす導線および情報設計に課題がありました。そこで、ユーザーニーズに基づく新規ページやコンテンツを増設。具体的には、
・ グループの強みや経営理念・パーパス、経営戦略をまとめた「企業・グループ情報」
・ 国内外の取り組みを掲載したオウンドコンテンツを発信・格納する「ニュース・ストーリー」
・ 世界の様々なリスクに立ち向かう東京海上グループ各社とその事業領域やソリューションを検索できる「ビジネス・ソリューション」
・ 採用情報や社員紹介、グループの企業文化などをまとめた「キャリア」
・ サステナビリティレポートの転載から、Web用にコンテンツをまとめ、社会課題に対して当社が掲げる8つの重点領域ページを作成した「サステナビリティ」
などを作成しました。

また、情報設計やデザインでもユーザー視点を考慮。ユーザーが迷うことなく目的の情報へ辿り着けるよう、
主要アクセスが想定される共通導線と、重要ステークホルダー向け導線の2種類を設けました。また、グローバル基準かつユニバーサルデザインにするべく、アクセシビリティもJIS X 8341-3:2016の適合レベルAAに配慮しています。本サイトでは、改めて東京海上グループの「顔」としての役割を持たせ、世界中のステークホルダーの皆様が東京海上グループについて理解深化できるサイトを目指しました。