2023年12月7日、東京、白金台の八芳園にて、本年度が初開催のクリエイティブアワード
「U35 Creative & Communication Award(U35 C&CA)」の贈賞式が行われました。
U35 C&CAは、日本アドバタイザーズ協会 デジタルマーケティング研究機構と一般社団法人Interactive Communication Experts(I.C.E.:アイス)との共同事業として 2023年に発足し、二つの団体の35歳以下の若手代表者によって企画・運営されています。U35 C&CAでは、応募対象者も35歳以下に限定し、若手の経験と挑戦の機会の創出を目的として、協力企業様から提示された課題に企画提案を行うという形で、企画としての戦略性やアイデア、クリエイティブの質を競いあうビジネスコンペティション形式のアワードとなっています。
このページでは、第11回Webグランプリ贈賞式内で行われた「U35 C&CA 企業課題部門」の贈賞の様子をお伝えいたします。
贈賞に先立ち、U35 Creative & Communication Award 運営事務局メンバーを代表して
プロジェクトリーダー 廣澤 祐より、審査経過をご報告させていただきました。
いよいよU35 C&CA 企業課題部門の贈賞です。
優秀賞1組、最優秀賞1組の受賞です。
受賞された皆さまには、トロフィー、賞金及び副賞として株式会社ブレインスリープ様よりブレインスリープピローを贈呈させていただきました。
U35 C&CA 企業課題部門 優秀賞は
株式会社ADKクリエイティブ・ワン
森岡 日菜子 様
株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ
太田 亘九 様です。
そして、U35 C&CA 企業課題部門 最優秀賞は
株式会社パズル
高井 佑輔 様
中村 はづき 様です。
見事最優秀賞を受賞されましたお二方を代表して、
高井様にお言葉を頂戴いたしました。
ただいまご紹介にあずかりました株式会社パズルの高井と申します。この度は最優秀賞をいただきまして誠にありがとうございます。
今回の課題がスリープテック領域の課題ということで、私は普段、あまり寝ることを割とないがしろにしがちなところがあるのですが、今回寝るということに向き合いまして、寝ることが楽しくなるような、次の日起きたときの楽しみが増えるような企画になればと思い、そこを軸に、新しい技術、デジタル技術を取り入れて企画しました。その企画で、このような賞をいただけたことを大変嬉しく思っております。今後も、新しいデジタル技術にアンテナを張りながら、ワクワクするような企画をよく寝て、考えていければなと思っております。この度は本当にありがとうございます。
U35 C&CA 企業課題部門の贈賞のレポートは以上となります。
受賞者の皆さま、おめでとうございます。ご参加いただき、誠にありがとうございました。
皆さま、この度は誠におめでとうございます。デジタルマーケティング研究機構 U35プロジェクトのプロジェクトリーダーを務めております花王株式会社の廣澤と申します。
先ほど本アワードの概要に関する説明はいただきましたので、私の方からは本アワードの経緯や結果について、詳細をご報告させていただければと思います。今回のU35 Creative & Communication Awardは先ほどの紹介にもありましたように、若手のビジネスパーソンの挑戦や経験の機会を創出することを目的として、参加者のみならず、運営でも基本的に35歳以下のメンバーで構成しております。運営にはアイスから6名の方、デジタルマーケティング研究機構からは7名の方にご参加いただきまして、企画、設計、運営、審査のすべてを両団体の中で完結する形で行わせていただいております。初開催となる本年は、課題協力企業様として株式会社ブレインスリープ様にご協力いただきまして、ブレインスリープコインという睡眠計測デバイスと、これに連動するブレインスリープコインのアプリ、この二つを使いたくなる施策というテーマで企画を募集いたしました。本年はアワードの募集のための広告展開などは一切行わず、基本的にはアイスとデジタルマーケティング研究機構の関連する広告業界団体の中での告知を中心に募集しております。改めて本アワードの開催、運営にご協力いただきました関係者の皆さまには厚くお礼申しあげます。9月下旬から10月末までの、およそ6週間の募集期間の中で、応募総数といたしましては17社25案の応募をいただいております。すべての企画書を、デジタルマーケティング研究機構の35歳以下の世代の広告主によって審査にご協力いただきまして、ファイナリストとして、5組の方が選出され、ファイナリストによる最終審査プレゼンを経て今回、最優秀賞と優秀賞の2組の選出が行われました。一次審査では、主に企画としての戦略性とアイディアの力を中心に書類の形で審査させていただき、最終審査会では、戦略性とアイディアに加えて、ブランド理解、また企画の実現可能性、プレゼンテーションスキル、多面的な評価尺度を用いて審査をさせていただいております。最終審査会では、産業の異なるデジタルマーケティング研究機構の若手広告主に加えまして、課題協力企業であるブレインスリープ様より、執行役員の池城様、クリエイティブディレクターの中野様にもお越しいただきまして、実際の企画提案に近い形で、クライアントワークに近い形で審査を行っております。最優秀賞と優秀賞に関しましては、この後2組をご紹介させていただきますけれども、この2組に関しましては、応募されたすべての企画の中でも特にアイディアの力が強く、社会との相互作用の可能性、あるいは潜在的な影響力の面で優れていた2案であった、それが今回の受賞に至ったものと考えております。現在その企画の一部に関しましては、具体的に施策を実行する検討をしておりますので、残念ながら詳細については割愛させていただくのですけれども、改めてそちらについてはご報告させていただく機会をいただければなと思っております。 私からの報告は以上になります。 改めましてこの度は受賞された皆さま、本当におめでとうございます。