2023年12月7日、東京、白金台の八芳園にて、「Webグランプリ」の贈賞式が行われました。今回で第11回となったWebグランプリ。このページでは「企業グランプリ部門」の贈賞の様子をお伝えいたします。
贈賞に先立ちまして、デジタルマーケティング研究機構 代表幹事 中村 俊之より開会のご挨拶をさせていただきました。
続いて、公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 専務理事 中島 聡よりご挨拶をさせていただきました。
ただいまご紹介にあずかりました、日本アドバタイザーズ協会 専務理事を務めております中島と申します。
本日は、この暮れのお忙しい中、第11回Webグランプリ贈賞式にご参加、ご来臨賜りまして誠にありがとうございます。また今回受賞なされました皆さま方、ご関係者の皆さま方、本当におめでとうございます。心よりおめでとうという言葉を申し上げたいと思っております。さて、私から今日は何点かお話をさせていただければと思います。先ほど、中村代表幹事より、さまざまなニューノーマルという中での問題が提起されましたけれども、既にご案内の通りでございますが、コミュニケーションの世界、また広告の世界は前年ベースで102~103%の成長と、今年2023年度も、ほぼ同じような成長ということが想定されている状況でございます。そうした中で、伸びている部分といいますと、やはりデジタルということでございます。実際、このデジタルという部分と、ウェブという部分、これは不可分でございますけれども、ウェブという言葉をもともと紐解きますと、クモの巣のような状態、ないしはクモの巣ということになるかと思います。このウェブというものに関しましては、さまざまな方々の知恵、知見、思い、志が一つになって、生まれているものだろうと思います。 そうした中で、本日ご受賞をなされました皆さま方、またご関係なさった方々すべて、その知恵、知見、想い、志というものを、これが結合しまして、新たな価値、イノベーションが生まれたことだろうと考えている次第でございます。昨今さまざまな中で、いろいろな倫理ですとか、また矜持ですとか、そういう言葉がよく言われます。これから先、このデジタルという部分に関しましては、私どもの暮らしにおきましては、これはもう不可欠のものだろうと思います。もともとこのDXと、デジタルの中で、今よく、デジタルトランスフォーメーションと言われますけれども、このXに関しましてはトランスフォーメーションかと思います。そうした中、さまざまな知恵が交錯する中で、そしてそれを結合させる中で、いろいろな方々の幸せ、ないしはウェルビーイング、それをどんどん大きくしていくのが、このトランスフォーメーション、そしてその中核にあるのがデジタル、また、このウェブというものであるかと思います。そうした中におきまして、皆さま方のご活躍が一層期待されると同時に、今後もどんどん皆さま方、さまざまなところで、さまざまな成果をご発表なさっていくかと思います。ぜひとも、そうした中で、あらゆる人々が幸せになるように、そうした中での一定の倫理の中で皆さま方がどんどん活躍なさっていくことを心から祈念申し上げる次第でございます。本当に本日ご受賞なされました皆さま方、おめでとうございます。
企業グランプリ部門贈賞のオープニングムービーが流れると、いよいよ各賞贈賞の開始です。
はじめに、Webグランプリ プロジェクトリーダー 新井 隆之より審査経過の発表を行いました。
本日はご多忙の中ご来場いただきありがとうございます。 受賞者の皆さま、大変おめでとうございます。 デジタルマーケティング研究機構にて、Webグランプリ プロジェクトを担当しております岩崎電気の新井と申します。
企業グランプリ部門の審査経過をご報告いたします。今回の参加企業は61社、参加サイトは70、はからずも前回開催と同数となりました。特別審査委員は27名の皆さまにご参加いただきました。 これは昨年の16名から大幅増でして、結果として、1エントリー1サイト方式に変わって以来、最多の237名の審査委員にご参加いただきました。皆さま、審査のご協力ありがとうございます。BtoBサイト賞について、17サイトのエントリー、10サイトが一次審査を通過、優秀賞2サイト、グランプリ1サイトの贈賞です。 コーポレートサイトや事業サイト、ブランドサイト、オウンドメディアといった、さまざまな個性の集まったエントリーでした。その中で見事グランプリを獲得されたキヤノンマーケティングジャパンさんのサイトは、動画や画像を効果的に利用し、ユーザーに新しい祭りの発見を提供しており、配色や写真の質、ユーザビリティの良さなど全体的なデザインも評価されておりました。BtoCサイト賞については、12サイトのエントリー、6サイトが一次審査を通過、優秀賞2サイト、グランプリ1サイトの贈賞です。商品訴求、サステナビリティ、情報ポータル、ECサイトといった、BtoB以上にバラエティに富んだエントリーでした。その中で見事グランプリを獲得したI-neさんのサイトは、絵本のような世界観、スクロールによるストーリー展開などでサステナビリティに対する取り組みが伝わります。視覚的に楽しめる要素や一貫性のあるデザインで、良いブランド体験を受け取られているようです。プロモーションサイト賞につきましては、10サイトのエントリー、6サイトが一次審査を通過、優秀賞1サイト、グランプリ1サイトの贈賞です。いわゆるプロモーション、商品訴求というよりは、世界観の共感や課題の気づきを目的としたエントリーが多かったようです。その中で見事グランプリを獲得したモリサワさんのサイトは、フォントの魅力を伝えるための見事な企画で、SNSでの拡散も狙い通り、フォントの認知に成功されております。フォント選びや配置も工夫されており、アーティストの力、フォントの力はもちろん、フォントメーカーの力も十二分に伝わる印象深いサイトでした。コーポレートサイト賞につきましては、31サイトのエントリー、18サイトが一次審査を通過、優秀賞5サイト、グランプリ1サイトの贈賞です。部門として過去最大数のエントリーで、それによる一次審査通過数も最大になりました。担当された審査委員の皆さまには大変お時間をいただき申し訳なく思っております。皆さまの負荷の平均化を来年以降の課題として考えております。 サイトはもはや会社紹介の枠に収まるようなものではなく、社会の求めに応じた企業の多様性の縮図のような多彩なエントリーでした。その中で見事グランプリを獲得したコクヨさんのサイトは、審査委員全員がワクワクしたのではないかと思えるような驚きのコメント、また、テキストのボリュームに審査委員の熱量を非常に感じるチャレンジあふれるサイトでした。アクセシビリティ賞について、70サイト全サイトのエントリーで20サイトが一次審査を通過、優秀賞5サイト、グランプリ1サイトの贈賞です。ライトハウスというツールとMIチェッカーというツールで一次審査をしております。どちらのツールでもほぼ満点を出されないと通過ができないような全体のレベルアップを感じました。 この調子で更にレベルアップいただくと、来年はどうやって一次審査をするのだろうという悩ましいほどになっております。そんなハイレベルな中、見事グランプリを獲得した明石観光協会さんのサイトは、すべての人にやさしいまちづくりという市の姿勢に合わせた、誰もが使いやすいECサイトを実現し、専門家からも、障害を持つ最終審査委員からも高い評価を受けております。最後に、審査委員特別貢献賞について。実際に評価を受けたサイトから、「このコメントは大変ありがたい」という投票をもとに選定されております。 この点ご存知ない方も多いようですが、エントリーサイトが相互に審査するWebグランプリの各サイト賞と同様に、審査委員同士を相互に審査しているという、これは非常に価値のある1票だと思っています。今回特に27名の特別審査委員から、2名の方が受賞されております。いかに特別審査委員のコメントが適切でレベルが高いことが、証明されたものかと思っています。また、そこの中に割って入られた3名の皆さまにも、非常に価値の高いコメントをいただきありがとうございます。今回代表された5名の皆さまだけではなく、237名すべての皆さまのおかげでWebグランプリが成り立っております。ご協力ありがとうございました。以上長くなりましたが、本年度の企業グランプリ部門の審査経過についてご報告いたしました。改めてご登壇の皆さま、おめでとうございます。そしてWebグランプリにご参加のすべての皆さま、ありがとうございます。来年もまた魅力的なサイトに出会えることを楽しみにしております。ありがとうございました。
始まりは「審査委員特別貢献賞」の贈賞からでした。
「企業グランプリ部門」は、参加企業各社の審査委員による相互審査にて行われています。その審査において、素晴らしいコメントをいただいた皆さまを、審査委員特別貢献賞として表彰させていただきました。
受賞されたのは以下の方々です。
住友重機械プロセス機器株式会社 高田 稚子 様
ホーユー株式会社 谷口 菜摘 様
ライオン株式会社 穂積 康友 様
※穂積様は特別審査委員として審査にご参加
株式会社インプレス 安田 英久 様
※安田様は特別審査委員として審査にご参加
株式会社コンセント 山口 陽一郎 様
※山口様は株式会社ヴァリューズのパートナー企業として審査にご参加
山口様は当日、ご都合により欠席でした。
審査委員特別貢献賞を受賞された皆さまには、表彰状、フォトスタンド及び副賞を贈呈させていただきました。
続きまして、企業BtoBサイト賞の贈賞です。
企業BtoBサイト賞は優秀賞2サイト、グランプリ1サイトの受賞となりました。
企業BtoBサイト賞 優秀賞は
東洋紡株式会社
東洋紡コーポレートサイトです。
本サイトは、情報を工夫して分類し、メガメニューが使いやすく、アイコンや柔らかい青の配色が「親しみやすさ」を表現されています。ページ整理が秀逸で、デザインや情報提供に慎重な配慮が感じられ、ストレスなく利用できる設計となっています。
同じく、企業BtoBサイト賞 優秀賞は
日本ガイシ株式会社
日本ガイシの解決テクノロジーです。
本サイトは、統一されたテーマカラーとイラストで企業イメージを印象付けています。技術紹介だけでなく社会課題への取り組みも示し、専門的なテーマも柔らかい雰囲気と分かりやすい説明で一般ユーザーにも興味を引き、ホバーアクションやアニメーションも工夫され、見やすいデザインが評価されました。
そして、企業BtoBサイト賞 グランプリは
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
まつりと|日本のまつり探検プロジェクトです。
本サイトは、動画や画像を巧みに活用し、ユーザーに楽しいコンテンツと新しい祭りの発見を提供しています。デザインや使いやすさにも配慮され、まつりの魅力と文化を伝える努力が感じられます。企業のオウンドメディアとしても優れたサイトで、多くの共感を呼ぶ期待があります。
見事グランプリを受賞されました
キヤノンマーケティングジャパン 諏訪様にお言葉を頂戴いたしました。
改めましてただいまご紹介にあずかりました、キヤノンマーケティングジャパンの諏訪と申します。
この度はこのような栄えある賞をいただきまして、主催関係者の皆さま、審査委員の皆さま、誠にありがとうございます。この「まつりと」というサイトは、全国150以上のまつりと、伝統行事を取材いたしまして、その文化性であったり、地域性であったり、多様性であったりを伝わるものになるようにというところで作り上げてまいりました。このようなサイト制作にあたっては、サイト構築を担当してくださいましたCINRA様、また各伝統行事に私たちとともに取材に出向いてくださった各パートナー会社の皆さま、また何よりも、この各祭り、伝統行事の方々が快く取材を受けてくださいましたので、そのような方々の協力なくしてこのサイトはできなかったかなと思っております。この場を借りてではございますが、改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
続きまして、企業BtoCサイト賞の贈賞です。
企業BtoCサイト賞は優秀賞2サイト、グランプリ1サイトの受賞となりました。
企業BtoCサイト賞 優秀賞は
株式会社日本レジストリサービス
ポン太のインターネット教室です。
本サイトは、キャラクターやイラスト、インタラクティブな学習要素の親しみやすい点が審査委員の心に響きました。大学教授の監修で信頼性が高く、多様な形式で情報が提供されています。デザインは章ごとに分類されたバランスの良いカラーリングで、大きなアイコンが見やすく、シンプルで分かりやすい構造となっており、楽しさと学びが融合された、教育系コンテンツとして優れているサイトです。
同じく、企業BtoCサイト賞 優秀賞は
阪急電鉄株式会社
阪急電鉄株式会社 公式サイトです。
本サイトは、マルーン基調の落ち着いた雰囲気で、ブランドイメージ強化やユーザビリティ考慮、一貫性のあるデザインが特徴的です。運行情報が常時表示で便利であり、使いやすいUI、統一された色彩や、モバイルファーストで便利なレイアウト、美しいグリッドデザインがユーザビリティを高めている点など、細部のこだわりが高評価を得ました。
そして、企業BtoCサイト賞 グランプリは
株式会社I-ne
BOTANISTのサステナビリティ|FOR A SUSTAINABLE FUTURE です。
本サイトは、絵本風のデザインで視覚的に楽しく、サステナビリティへの取り組みがストーリー性とともに伝わり、審査委員の心に響きました。イラストやカラーリング、フォントまで細部にこだわり、一貫性のあるデザインがユーザーを引き込み、明確なコンセプトや取り組みにより、親しみやすさと誠実さを感じさせ、高評価を得ました。
見事グランプリを受賞されました
I-ne 井上様にお言葉を頂戴いたしました。
この度はBtoCサイト賞という光栄な賞をいただきまして、主催関係者の皆さま、審査委員の皆さま、誠にありがとうございます。
弊社が運営するBOTANISTでは、「FOR A SUSTAINABLE FUTURE」というスローガンを掲げて、サステナブルな製品作りであったりとか、北海道での植林活動、桜の樹勢回復といった活動を行っております。そうした活動を通じて、このサイトでそれらの活動を紹介いたしまして、ユーザーの方々に一つでもサステナブルということに興味を持っていただいて、このサイトを通じて新たな一歩を踏み出していただけるように制作いたしました。最後になりますが、このプロジェクトに関わってくださいました、社内の制作メンバー及び外部パートナーの皆さま、審査委員の皆さま、誠にありがとうございました。
続きまして、プロモーションサイト賞の贈賞です。
プロモーションサイト賞は、優秀賞1サイト、グランプリ1サイトの受賞です。
プロモーションサイト賞 優秀賞は
アース製薬株式会社
ゴキブリ専用サイト「アース製薬からの脱走」です
本サイトは、ゲーム性があり面白く 、商品説明が分かりやすい点、シンプルで使いやすい UI が高く評価されました。特にゴキブリ視点のゲームやデザイン、SNS拡散企画が素晴らしく、ユーモアと独創的なアプローチで商品の魅力が成功裏に伝えられています。
そして、プロモーションサイト賞 グランプリは
株式会社モリサワ
Vaundy × Morisawa Fonts「置き手紙」Font Specimen Music Video 特設サイトです。
本サイトは、コラボMVが注目を浴び、映像制作や企画によりフォントの魅力が十分に伝えられています。MVは感情豊かなフォント表現で、デジタルとアナログのバランスが絶妙、SNS拡散対策も抜群で、フォントとアーティストの力が見事に融合した素敵な企画が好評を得ました。音と組み合わせることでフォントの広がりを実感でき、特にテキストアニメーションに注目が集まりました。
見事グランプリを受賞されました
モリサワ 阪本様にお言葉を頂戴いたしました。
この度は栄誉あるこのような賞を頂戴しまして、本当にありがとうございます。
プロモーションということで、今回のプロモーションは私どもの新しいクラウド型のフォントサービス、Morisawa Fontsが対象ではあるのですが、それよりも、モリサワ、あるいはフォントを知らなくても、文字って楽しいな、言葉が形になるってこれだけ創造性が広がるのだなと、見ている人に感じてもらおうという意気込みで作ってまいりました。 このプロジェクトの中心にあったのは、アーティストのVaundyさんの楽曲「置き手紙」と、そのミュージックビデオです。クラフトモーションという言葉をコンセプトに、とにかくアナログなもの作りにこだわって、何度でも見返したくなるような仕掛けが、ふんだんに散りばめられています。その仕掛けは、ウェブサイトの方にも引き継がれています。また、とかくイージーでインスタントな創作がもてはやされる昨今ですが、もちろんその恩恵にあずかることは多々あるのですけれども、もの作りにかけた熱量というのは、オフラインでもオンラインでも必ず伝わるのだという強い思いを関係者一同で持って、このプロジェクトに臨めたかなと思っております。この場をお借りして改めて楽曲を書き下ろしてくださったVaundyさん、Music Video映像監督の牧野監督、それからウェブサイト、今回のプロジェクト全体で統括していただいたWhateverの川村さん、関係各社の皆さま、無理な企画を最後まで後押ししてくれた会社に、弊社の関係者に改めてお礼を申し上げたいと思います。 この度は本当にありがとうございました。
続きまして、コーポレートサイト賞の贈賞です。
コーポレートサイト賞は、優秀賞5サイト、グランプリ1サイトの受賞です。
コーポレートサイト賞 優秀賞は
アース製薬株式会社
アース製薬 新卒採⽤サイトです。
本サイトは、説明が分かりやすく、プロジェクトストーリーなど有用なコンテンツも豊富。カラフルで好感度が高く、ビジュアルや大きいフォントで初見でも理解しやすいです。デザインの工夫が読みやすさにも寄与し、「挑戦を、楽しもう」というコンセプトが、楽しさと働きやすさを伝えています。
同じく、コーポレートサイト賞 優秀賞は
タカノフーズ株式会社
タカノフーズ コーポレートサイトです。
本サイトは、コンテンツへのアクセスのしやすさ、おかめマークへの愛着も高く評価されました。情報を見つけやすく、地域性を考慮した情報提供やタグ管理によるレシピの検索機能が好評で、バーチャル工場見学ページも分かりやすく興味を引き、全体的な見やすさや情報の充実度、ユーザーのニーズへの工夫が、審査委員に伝わりました。
同じく、コーポレートサイト賞 優秀賞は
⽇本たばこ産業株式会社
Q&AI 〜AI が考える心が豊かになるひととき〜です。
本サイトは、面白いアイデアとコンセプトもさることながら、使いやすいデザインとUIを実現しています。さらには、AI・新技術の採用、魅力的な世界観とイラストが企画の明確な伝達に寄与しています。高品質なAI作品とSNS連携も称賛され、企画やサイトに多くの審査委員の支持が集まりました。
同じく、コーポレートサイト賞 優秀賞は
株式会社乃村工藝社
株式会社乃村工藝社コーポレートサイトです。
本サイトは、デザインやアクセシビリティ、検索機能の使いやすさなどに関しての評価が高くなっています。また、写真やイメージの使い方や、多言語対応などの特徴も好意的で信頼性や魅力を感じることができるサイトです。
同じく、コーポレートサイト賞 優秀賞は
マネックスグループ株式会社
マネックス採用サイトです。
本サイトは、デザインやアクセシビリティに優れ、動画ボタンやコントラストが考慮されています。人事制度や人材育成の説明はSEO対策が施され、詳細な社内情報も提供しています。視覚的な情報表現も巧みで、シンプルで柔らかい印象のサイトは求職者を惹きつけるデザインになっています。
そして、コーポレートサイト賞 グランプリは
コクヨ株式会社
「コクヨのヨコク」ブランドサイトです。
本サイトは、ワクワク感が満載で、文房具メーカーの枠を超えて未来を提案しています。アクセシビリティと面白さの両立に気配りし、CM連動のブランディングも巧みで、クリエイティブかつ使いやすいという声が多く聞かれました。
見事グランプリを受賞されました
コクヨ 安達様にお言葉を頂戴いたしました。
ただいまご紹介にあずかりましたコクヨの安達と申します。この度は栄えあるグランプリをいただき、誠にありがとうございます。
コクヨは4月5日の9時にヨコクとしてリブランディングをスタートしています。世の中からのイメージはまだまだ文具の会社というイメージが強い中で、それだけではないコクヨの事業の魅力を伝えていきたいなというサイトが「コクヨのヨコク」ブランドサイトになります。当社はワーク&ライフスタイルカンパニーを目指して、働き方、暮らし方の体系デザイン力のある会社であると認知されることを目指しております。こういったことをワクワクする世界観の中で表現していただくために制作会社の皆さまに大変ご尽力いただきまして、シームレスに動くノートパッドの世界観の中で、カタカタとコミカルに動く模型が目を引くサイトが完成いたしました。模型を作るために制作会社の皆さまには社員のインタビューにも同席していただくなど、大変真摯にご対応いただきまして、ウェブ上でも「コクヨのヨコク」ってワクワクするのだなと感じてもらえるような世界観が作れたかなと思っております。この場を借りて改めてお礼を申し上げたいと思っております。本日は誠にありがとうございました。
最後は、アクセシビリティ賞の贈賞です。
アクセシビリティ賞は、優秀賞5サイト、グランプリ1サイトの受賞です。
アクセシビリティ賞 優秀賞は
興人フィルム&ケミカルズ株式会社
興人フィルム&ケミカルズ コーポレートサイトです。
同じく、アクセシビリティ賞 優秀賞は
株式会社SmartHR
SmartHR Mag.です。
同じく、アクセシビリティ賞 優秀賞は
株式会社ダイヤモンド社
ダイヤモンド社の適性検査・社員教育ツール・研修です。
同じく、アクセシビリティ賞 優秀賞は
株式会社ニコン
株式会社ニコン コーポレートサイトです。
同じく、アクセシビリティ賞 優秀賞は
日本ガイシ株式会社
日本ガイシの解決テクノロジーです。
本サイトは、企業BtoBサイト賞 優秀賞とのダブル受賞となりました。
そして、アクセシビリティ賞 グランプリは
一般社団法人明石観光協会
明石メルカート〜召しませ、あかし〜です。
見事グランプリを受賞されました、
明石観光協会 前川様にお言葉を頂戴いたしました。
ただいまご紹介にあずかりました一般社団法人明石観光協会の前川と申します。
この度はアクセシビリティ賞グランプリといった、大変光栄な賞を頂戴し、誠に感謝申し上げます。私ども明石観光協会が所在する兵庫県明石市は、市の取り組みとして、すべての人にやさしいまちづくりを進めています。この明石メルカートは、コロナ禍をきっかけに制作したECサイトなのですけれども、作る際にいちばん重要視したのは、明石市の取り組みに倣い、すべての人にやさしいECサイトであることでした。すべての人をターゲットに、どのような環境の方にでもお使いいただきやすいECサイトを作るため、いちばん分かりやすい指標であるJIS X 8341のAAを準拠するために、まったくお手本となる他のサイトが見つけられない中、制作パートナーのアビリブ様と一緒に手探りで作ってまいりました。なので、今回アクセシビリティ賞を頂戴したということが、いちばん嬉しくて、感謝申し上げております。サイトだけが良いものであるという評価を受けないように、今後も引き続きすべての人にやさしいECサイトであり続けられるよう、明石観光協会職員一同、努力して運営してまいりたいと思っております。この度は誠にありがとうございました。
企業グランプリ部門の贈賞のレポートは以上となります。
受賞された皆さま、おめでとうございます。ご参加いただき、誠にありがとうございました。
皆さま、本日はWebグランプリ贈賞式にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。
本日で、11回目を迎えますこの賞につきましては、1年間の中で、非常に優れた活動やウェブサイトを検証し、その功績をたたえることを趣旨としております。2023年は、5月に新型コロナウイルスが5類に移行し、ニューノーマルと言われる新しい生活様式が根付いた1年だったと言えます。一方で、社会情勢や市場、私たちの生活を取り巻く環境は、未だに大きな変化をしていると考えております。本日受賞されましたウェブサイトや、また活動からは、今を知るだけではなく、これから先、未来を予測する、またこれから先の進化していく上での示唆になるような活動や学びがたくさんあると考えております。1日、さまざまな活動につきまして、また、受賞者さまの思い、そういったものをぜひ皆さま、お楽しみいただければと考えております。また、ささやかではございますが贈賞式後には、皆さまのネットワーキング、また懇親の場を設けております。こちらもあわせまして、本日1日お楽しみいただけますと幸いです。本日のこの場が皆さまにとって、非常に有意義な場となりますことを祈念いたしまして、私からの開会の挨拶に代えさせていただきます。受賞者の皆さま、誠におめでとうございます。