コクヨは2021年に発表した長期ビジョンに基づいて、4月5日9時（ヨコク）にリブランディングをスタートしました。
世の中からは「コクヨ=文具メーカー」のイメージが強い中、文具だけでないコクヨの事業のワクワク感を
シームレスにユーザーに伝えるサイト。それが「コクヨのヨコク」ブランドサイトです。
ターゲットは全てのステークホルダー。社員、顧客、パートナー企業、採用希望者に向けて「すべての人がワクワクし、クリエイティブに生きる未来」を目指すための意志、挑戦、そして実験である「ヨコク」を、動くノートパッドの世界で表現しています。

◆実施目的
コクヨはWORK & LIFE STYLE Companyを目指し、パーパスを「ワクワクする未来のワークとライフをヨコクする。」と制定しています。
パーパスを体現する取り組みや実験を「ヨコク」として世の中に発信し、「働き方」「暮らし方」のあらゆる体験デザイン力があるブランドとして、すべてのステークホルダーへの理解浸透」を目的としています。
従来ステーショナリー事業、ワークプレイス事業と分離された表現が多いコクヨですが、企業の成長に欠かせない採用やパートナー企業獲得の効果に繋げるべく、「働き方」「暮らし方」の垣根を超えた社員の「ヨコク」を発信し、コクヨが単なる文房具メーカーではないということ、ワクワクする未来とワークをヨコクしている会社だということの理解・浸透を目指しています。

◆こだわったサイトデザイン
コクヨには失敗を恐れず挑戦する「実験カルチャー=ヨコク」が根付いています。
社員のヨコクを取材し、取り組みを人を中心として具現化した動く模型として、事業の繋がりはシームレスなノートパッドの世界で表現されています。
動く模型で表現されたヨコクは自由闊達にトライ＆エラーを繰り返しています。
果敢な挑戦が世の中や未来を変えるかもしれないから、ちょっとした失敗にもポジティブ。そんなコクヨのワチャワチャ、ワクワクが表現されています。
多岐にわたるヨコクを「道具・空間・社会・地球」の4つのカテゴリーに整理しユーザーの理解をサポートしています。
また、CM・販促物とも連動したデザインで、どのタッチポイントでもユーザーがワクワク感を持てるデザイントンマナの統一にも力を入れました。

◆サイトの効果
公開後、社内外ともに多くの反響をいただきました。
「新しい挑戦やイメージが伝わってきてとても前向きなイメージが伝わった（社外）」「文具の硬いイメージからクリエイティブな企業イメージに変わった（社外）」「"文房具"ではない、コクヨのイメージが発信されていた（社員）」
リブランディング全体の効果で社内のパーパス共感度は20％以上アップ。一般調査でも就職・転職意向が6％アップ、学生のサービス理解度も13％アップと結果が出ています。