■プロモーションの目的
2022年10月にリリースしたフォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」およびモリサワフォントの認知。


■概要
・新進気鋭のマルチアーティストVaundyさんの書き下ろし新曲で、「書体見本帳」をモチーフにしたミュージックビデオ（以下MV）を制作。

・MVで利用されているフォントは合計77書体。すべてMorisawa Fontsで提供しているもの。

・MVの制作秘話や使用フォントが分かる特設サイトを開設。

・noteやニュースメディア、SNSなどで上記の情報発信と集客。


■企画のポイント
・若いアーティストとのコラボレーションや斬新な表現方法にチャレンジ。懐かしさや温もりと新しさを同居させ、これまでとこれからのクリエイティビティをつなぐ。

・「置き手紙」という歌で繰り返される「魔法の言葉」を巡る物語を、フォントが溢れる世界観で映像化。

・MVを解説する特設サイトを設け、MVを見てから特設サイトを見ると理解が深まり、特設サイトを見るとまたMVが見たくなるような仕掛けにした。

・フォントは、文字の「声」のような存在であり、声の大きさやトーンで聞き手の受け取り方が変わるように、多くのデザインの中から場面にぴったりのフォントを選ぶことで伝えたいメッセージの印象を変えることができる。フォントに馴染みのある方でも、そうでない方にも、そのようなフォントが持つ魔法の力、フォントの可能性を実感していただくきっかけにしたい。


■結果
・SNSで1,300万以上のユーザーへリーチ。「サイトの対談をみたあとにMVみるとより凄さが伝わる」「エモ過ぎる。」「デザイン大好きなプロたちがこだわりぬいたのが分かる」「マウスオーバーでフォントの説明が出てくるの、芸が細かい」など、好意的な声が多く寄せられた。

・公開1ヶ月でMorisawa Fontsサービスサイト全体における訪問数のトップに。

・Morisawa Fontsサービスサイトの自然検索経由アクセスが380%に。経由売上も180%に増加

・MVを見た86％がMorisawa Fontsとのコラボと認知。またMVや広告を見た77％が検索などのアクションを実行。　※弊社実施のインターネットリサーチ結果より

・MVは800万回再生を突破。アジア最大級の広告賞「Spikes Asia 2023」にて、フィルムクラフト部門 （アニメーション）のブロンズを受賞、音楽部門の最終候補作品に選出。