当社は、URLやメールアドレスなどに使われる日本のドメイン「.jp」の登録管理を行っている企業です。

本Webサイトはインターネット教育支援のコンテンツとして、中学校の「技術（情報分野）」や「社会」、
高校の「情報」、企業研修などで活用いただくことを想定して制作したものです。

[背景・制作意図]
小・中・高の学習指導要領は大きく改訂され、プログラミングを含む情報教育に力を入れる内容になり
ました。一方で、情報教育を担当する教員不足などを懸念する教育現場の声も出ています。当社が2022
年に実施した中学校と高校の「情報教育担当教諭」のアンケート調査からは以下のことが分かりました。


・「授業を自信を持って教えられている」：31.3%
・「インターネット」について最も詳しい人は「自分以外の教諭」：72.0%
・IT関連の民間企業・団体が発信するIT教材「教材内容・質によっては活用したい」：68.3%

ドメイン名やDNSといったインターネットの基盤を担う当社が、教育現場に役に立てる方法がないかを
検討し、「なぜWebサイトを見ることができるのか？」というインターネットの仕組みについて分かりや
すく伝える本Webサイト「ポン太のインターネット教室」を制作・公開することにしました。

[Webサイトのコンセプト]
学校の授業で副教材として活用されることを想定して、タブレット端末でも見やすいようにサイト全体
を横長の画面レイアウトにしました。Webサイトのデザインから"おもしろそうなサイト"の印象を作る
ことを大切にしており、キャラクターやイラストを数多く使用しています。

また、解説ページだけではなく、当社の社員とキャラクターが会話する形式で話が進む動画「教えて、
ドメイン名先生」や、生徒が手を動かして学べるように章ごとにチェックテストと体験コーナーを用意
しました。チェックテストの得点をSNSで共有できるようにシェア用のリンクも用意しています。

第1章：インターネットの世界ってどうなっているの？
第2章：URLとドメイン名って同じじゃないの？
第3章：DNS（ドメインネームシステム）を学ぼう！
第4章：日本のドメイン名「.jp」のヒミツ
第5章：みんなで動かすインターネット

その他、本Webサイトでは、学校の授業で使いやすいように、技術教育学の専門家である大学教授に
監修いただいた学習指導案や実際の授業で使ったスライドも公開しています。

学習指導案やスライド