Webグランプリ

第10回Webグランプリ「企業グランプリ部門」受賞サイト

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 プロモーションサイト賞 グランプリ

グランプリ KUBOTA FUTURE CUBE

KUBOTA FUTURE CUBE

株式会社 クボタ

このWebサイトは、クボタが思い描く未来の地球と技術をお伝えすることを目的としています。現在私たちが直面している食料・水・環境に関する社会課題について知っていただくとともに、クボタの取り組みについてお伝えしています。プロジェクトに着手したきっかけは、弊社が現在取り組んでいる国内ブランド強化プロジェクトにて放映しているTVCMシリーズ「クボタが描く未来」篇の制作を通じて、30秒という枠では弊社についてだけでなく、取り上げる製品・技術について語るには短すぎるという課題がありました。そこでCMをキッカケとして弊社に興味を持ってくれた方と弊社をもう一歩近づけるためのWebサイトとして制作が始まりました。その中でもクボタへの認知がまだ低い理系学生の方に重きをおいて制作進める中、課題はクボタブランドをターゲットにどこまで合わせるかという点でした。ターゲットに受け入れられるため、世相を反映したデザインやコンテンツにすることも可能でしたが、ただそれを取り入れるだけではクボタブランドの毀損へと繋がります。これまで作り上げてきたものの中で、どのように表現するのか、そしてどこまでであればそれを超えた表現として許容できるのかの検討を続けました。たとえばCGグラフィック表現では、ローポリゴンと呼ばれる、リアルなCGとより荒いドットで描かれるグラフィックの間の表現を採用しています。これまでのクボタは、事業の現場感を感じてもらうためにも実際の写真や、CGでもリアルな表現を使用することがほとんどでした。しかしターゲットのインサイトや、クボタブランドのもつ世界観そのままの表現では、ターゲットとの距離が変わらず、見てもらうことが難しいのではないかと考え、今回のローポリゴンでの表現を行いました。またWebサイト上で表現されるCGだけでなく、画面の動き、UIデザインにも重きをおきました。ローポリゴンによる美しい世界から、次に何が起こるだろうかとワクワクさせるシームレスな画面の動き、その期待感を損なわないUIデザインにしています。通常のWebサイトとは異なるUI・UXであることは理解しており、そこへのサポートとして、次の動きがわからない場合にも、UI側からアテンションが出るようになっています。クリエイティブチーム筆頭に私たちが考えた答えの集合体として今回作り上げたこの「KUBOTA FUTURE CUBE」は、ブランドとして定めているブランドガイドラインを踏まえつつ、今回の狙いやターゲットに最大限向かい合ったアートデザイン、コンテンツ、インタラクションとなっており、すこしでも多くの方に社会課題をはじめ、クボタが取り組む事業・技術そして未来を伝えられればと考えています。この小さなキューブを通じて見える未来の世界が、現実のものになるよう、クボタはこれからも食料・水・環境の課題解決に貢献してまいります。