企業BtoCサイト賞 優秀賞
スナックアドバイザー
Qurumu合同会社
///ママの生き様にスポットを当て
///“日本一のスナック街”から
///全国のスナックファンを掘り起こす
家でも仕事場でもない、もう一つの“自分の席”を用意してくれる場所、それが、スナック。日本特有のナイトタイムカルチャーであるこのスナックは、一度店に足を運べば、そこにはママやマスターの趣味嗜好が凝縮された空間が広がり、誰もが手軽な料金で楽しめる場所であると気づくもの。そして、自分の根城とする店を探す楽しさもあります。
■入門のハードルをあげている、情報の“非対称性”
しかし初心者にとっては、「外からは店内が見えず扉を開けづらい」「料金体系やママの人柄が分からない」という不安が付き纏いがち。もちろん、一見の客を歓迎するママやマスターは大勢いるにも関わらず、このスナック情報の非対称性が、客と店を隔てる大きなボトルネックとなってしまっています。
■深掘りしたスナックコンテンツで、読み物としてもリッチに
今回、観光庁の事業採択※1を受け、スナック業界を活性させる新しいアイデアとして誕生したのが、スナックとの心の距離を近づけるメディア「スナックアドバイザー」。舞台となるのは、人口10万人当たりのスナック軒数が日本一である宮崎県※2。中でも、県内随一の繁華街である宮崎市の「ニシタチ」は“日本一のスナック街”として親しまれています。
様々なバックグラウンドを持つママやマスターが経営するスナックは、二つとして同じ店はありません。この「スナックアドバイザー」では、画一的なイメージで括られがちなスナックの多様性を、各店舗のママ・マスターたちの魅力に迫るインタビューでお届け。これまでウェブ上には公開されていなかった、リッチなスナックコンテンツを展開します。
※1 観光庁「令和2年度 夜間・早朝の活用による新たな時間市場の創出事業」
※2 2010年NTTタウンページ集計より
■ハッシュタグを活用したマッチングで「いつか行きたい」気持ちを醸成
サイトのトップページや各スナック紹介記事には、その店舗の特徴を示すハッシュタグを設置。「禁煙」や「団体OK」だけでなく「THE老舗」「お通しがウマい」など、自分の行きたい店をピンポイントで探すことができるようしました。
また、当メディアは運営母体のQurumu合同会社が同じく手がけている、ニシタチのリアル店舗「スナック入り口」とも連携。“スナック紹介スナック”として運営する同店では、店内で客の好みをヒアリングし、ニシタチのスナックを提案する際に、店内のモニターで当メディアを活用し、客がこれから来店する店のイメージを共有できるようにしています。
当メディアをきっかけに「スナック入り口」や掲載店舗に足を運んだ人も。スナックアドバイザーは、ニシタチという街を訪れるきっかけとなり、また街を回遊したくなる装置にもなっているのです。