第9回Webグランプリ「企業グランプリ部門」受賞サイト

Facebook Twitter はてぶ

 企業BtoCサイト賞 優秀賞

優秀賞 福岡空港公式サイト

福岡空港公式サイト

福岡国際空港株式会社

福岡空港では2019年4月に空港運営の民間委託がスタートし、2020年1月に国の事業である「福岡空港国内線旅客ターミナルビル再整備事業」、同8月に国内線旅客ターミナルビルリニューアル工事(展望デッキ、商業施設等)が完了となりました。
ホームページにおいてもこの機会の刷新が最善と考え、同11月の全面リニューアルとしました。

福岡空港は市街地に立地し、市営地下鉄も乗り入れている都市型空港で、航空利用の方だけでなく、福岡で生活する多くの方々が日常的に利用するアクセスポイントでもあります。
これらのことから、以下を基本にリニューアルしました。

・さまざまな立場のお客さまが求める情報に辿りつきやすく、見やすいサイト構造である
・緊急情報やキャンペーン情報、注意喚起等空港として発信したい情報を分かりやすく表示できる
・「お手伝いが必要な方」がスムーズに空港をご利用いただける

具体的には以下の施策を行っています。

【施策1】必要な情報へ辿りつける導線設計
航空利用の方、送迎の方、遊びに来られる方など、さまざまなニーズを想定した上で、サイト階層が深かった問題を解消し、低階層で目的ページに辿りつくよう再構成しています。
また「福岡空港を初めてご利用の方へ」コンテンツを、空港ご利用にあたっての最低限の情報およびホームページの目次と位置づけています。
トップページは、閲覧頻度が最も高いフライト情報を最上位に、交通機関検索、航空機予約、観光情報を配置しました。

【施策2】機能的なターミナルマップ
アイコンを見やすく整理し、トイレやエレベーター・エスカレーター等は常時表示しつつ、「レストラン」「ショップ」「サービス施設」などのボタンクリックで、該当施設をソート表示します。さらに、施設ポイントクリックで写真を表示させ、目的地を探しやすくしています。
また平面的な表示だけでなく、ターミナル断面図に主な空港機能を示すことで、お客さまが福岡空港全体をイメージでき、移動しやすいよう工夫しています。
フロアマップのプルダウンでは各階の主な機能を確認いただけます。

【施策3】「お手伝いが必要な方へ」コンテンツの充実
福岡空港をどなたにもスムーズにご利用いただけるように、お客さまの状況別にお役に立てるサービスをご案内し、空港へお越しいただく前の“安心”と、ご利用に際しての“安全”をご提供するコンテンツとしました。
案内所をお手伝いサービスの集約施設としてご紹介し、各交通機関別の空港到着ポイントから案内所までの導線を写真を用いて示しています。館内施設の案内は、前述のターミナルマップと連動しています。
これらは障がい者の方が福岡空港で動線や施設等を実地検証した上で、コンテンツ全体を監修されました。なお当コンテンツは「JIS X 8341-3:2016」適合レベルAAに準拠しています。