2017年12月7日、東京、白金台の八芳園にて、「Webグランプリ」の贈賞式が行なわれました。 今回で第5回(前身のWebクリエーション・アウォードから数えると18回目)となったWebグランプリ。 このページでは「Web人部門」の贈賞の様子をお伝え致します。
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贈賞に先立ちまして、開会のご挨拶を「公益社団法人日本アドバタイザーズ協会専務理事 鈴木信二」よりさせていただきました。
企業グランプリ部門贈賞のオープニングムービーが流れると、いよいよ各賞贈賞の開始です。はじめにWebグランプリプロジェクトリーダーである田中滋子より審査経過の発表を行いました。
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皆様、こんにちは。NECの田中です。
私の方からは、Webグランプリ・企業グランプリ部門についての審査について、ご説明させていただきます。
今年はWeb広告研究会での開催で、5年目になりました。
で、企業グランプリ部門は2006年から始めておりますので、そこから数えますと11回目となります。
改めて今年の企業グランプリ部門の、部門を紹介させていただきます。
企業BtoBサイト賞、企業BtoCサイト賞、プロモーションサイト賞、ソーシャルサイト賞、浅川賞、スチューデント賞の、6部門になります。
Webグランプリは皆様もご存知の通り、参加企業による総合評価で1次審査と2次審査を行っていただく、ということが特徴になっております。そこでグランプリ、優秀賞を決定しております。今年の参加の企業は55社でした。
各企業、1から3サイトをエントリーしていただきまして、また、各社5名から10名の審査委員を登録頂いて、その方々による、総合評価という形式を取っております。
346名の方が、今回は審査に参加していただきました。誠にありがとうございました。346名の方々に、良かった点や、改善した方が良い点を審査・コメントいただきまして、それにつきましては既に各社の皆様にフィードバックしていると思っております。ぜひそのコメントを参考にしていただきまして、今後のサイトの向上に、努めていただければと思っております。審査委員として登録された方々は、毎年、とても丁寧に審査をしていただいておりまして、非常に感謝しております。今年も皆様を代表して、6名の方に、審査員特別貢献賞を差し上げたいと思っております。このあと贈賞させていただきます。
BtoBサイト賞、BtoCサイト賞、プロモーションサイト賞、ソーシャルサイト賞は、このような審査を経て、決定しております。
また、スチューデント部門については、例年通り、中学校・高校の皆さんに、審査をいただいて決定しております。また、浅川賞なんですけれども、今年はIBM フェローの、浅川知恵子さんを審査委員長に務めていただきまして、目に障害をお持ちの方や、有識者の方々に審査を行っていただきました。
これについては例年通り、浅川賞という賞を設けておりますが、今年は審査の形を変えております。
昨年まではエントリーサイト全部をツールによるチェックを経て、そこで優秀だったサイトについて有識者の方々に眼で見てチェックしていただく、ということを取っておりましたが、今年は審査方法をちょっと変えたという状況です。各社のアクセシビリティに対する、取り組み、意識が非常に高まっているということもありまして、今年は積極的にアクセシビリティや、そういった技術に対して積極的に取り組んでいただいている方々、企業の方々にエントリーいただきまして、そのエントリーしていただいたサイトを対象に、有識者の方々、浅川さんをはじめとした有識者の方々に審査をいただいた、という状況になっています。
そしてまた、「健常者も障害者も、同じように体験できる・楽しんでいただけるサイト」をポイントに皆さんで議論いただいたという状況でございます。
以上、今年の各部門の紹介と審査経過をご説明致しました。
今年を振り返りますと、デジタル広告におけるブランドセーフティ、アドフラウドなど、若干ネガティブな話題も多かったように思います。
反対に、企業として信頼できる情報発信の重要性、ステークホルダーなどのコミュニケーションの重要性を改めて認識する機会になったのではないかと思っております。
そういった意味で、このWebグランプリの企業サイト・企業グランプリ部門、企業サイト・ソーシャルサイトなど、オウンドメディアでの情報発信というものは非常に重要性を増していると思っております。
今回グランプリ、優秀賞を受賞された方々、また、惜しくも賞を逃された方々も今後とも企業として真摯にお客様に向き合い、信頼性のある情報発信を行っていただきたいと思っております。
これから贈賞式に入りますので、是非みなさま最後まで、お付き合いいただければと思います。
では、よろしくお願い致します。ありがとうございました。
まず初めに「審査委員特別貢献賞」の贈賞です。
「企業グランプリ部門」は、参加企業各社の審査委員による相互審査にて行われています。その審査において、素晴らしいコメントをいただいた皆様を、審査委員特別貢献賞として表彰させていただきました。
受賞されたのは以下の方々です。
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株式会社アーキタイプ
高畑正弘様
※高畑(たかはた)様は、岩崎電気株式会社のパートナー企業として審査にご参加いただきました。
高畑様は2年連続の受賞となります。
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株式会社コンセント
足立邦登様
※足立様は、日本財団のパートナー企業として審査にご参加いただきました。
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株式会社コンセント
原田香澄様
※原田様は、日本財団のパートナー企業として審査にご参加いただきました。
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日本特殊陶業株式会社
北河広視様
北河様は2年連続の受賞となります。
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株式会社フォーサイト
遠藤みすず様
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株式会社國奥事務所
鈴木奈都子様
※鈴木様は、雪印メグミルク株式会社のパートナー企業として審査にご参加いただきました。
受賞者を代表して、日本特殊陶業株式会社 北河広視様に贈賞させていただきました。 プレゼンターは主催のWeb広告研究会を代表し、田中滋子(代表幹事)より贈賞させていただきました。
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審査委員特別貢献賞を受賞された皆様には、表彰状、フォトスタンドおよび副賞を贈呈させていただきました。
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続きまして、浅川賞の贈賞です。
今年の浅川賞はグランプリ1社のみ受賞となりました。
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受賞されたのは受賞されたのは
日本財団
「日本財団公式サイト」です。
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贈賞後、プレゼンターの浅川様よりコメントをいただきました。
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日本財団公式サイトの皆様、グランプリ受賞、おめでとうございます。
今年は田中代表幹事からも先ほどご紹介がありましたが、評価方法、審査員を新たにし、非常に楽しい審査を行いました。
アクセシビリティの準拠度に関しては、応募サイト自ら申告いただいたわけなんですけども、
今年は応募サイト7社ということで、準拠度Aレベルが1、A以上が3、Aを目指しているサイトが3、という申告がありました。
応募サイトからは、それぞれのコンテンツに対するアピールもしていただき、そういった情報を参考にしながら、審査員がですね、
だいたい「テキストのわかりやすさ」、「構造化」「情報探索」や「入力の容易さ」、
また特別なアクセシビリティへの配慮があったか、などを考慮しながら、6つの分野にわかれて採点を行いました。
その採点をもとに、11月7日に審査員全員が集まりまして議論を行いました。
実際の議論の中では採点だけでなくて、それぞれのサイトに関して「こういった点が改善できるんじゃないか」「こういった点が非常に素晴らしい」という非常に充実した内容の議論が行われました。
その中で「この議論って、実はこの中でクローズにしちゃダメなんじゃないか」「これはサイトにフィードバックしていくべきじゃないか」という意見が出て、これは」審査員全員一致で決定しました。
これから応募サイトの皆様にはフィードバックが戻っていくことになります。
で、その時にですね、今年は7社だからできるけど、もし50社100社になったらどうなるんだろう?という懸念がですね、審査員から出ましたが、非常にオプティミスティックな私としましては、独断と偏見でその時考えるということになりましたので、来年からは皆さん、是非ご心配なくプロフェッショナルの審査が無料で受けられるということで、どんどんご応募いただければと思います。
審査員なんですが、今年は視覚障害者3名、それぞれの分野で活躍してる方々、ひとりはオリパラの関連委員をやっている方もいますので、今後オリパラ系に関しても、どんどん、来年以降おもしろい結果が出てくるのではないかと思います。
そしてWebアクセシビリティの専門家、3名の健常者で構成されました。
非常に面白かったのは、私自身、視覚障害者と健常者ではポイントが異なるのではないかという風に、思っていたのですが、ほぼ同等の結果が出ました。これは私自身、専門家としてちょっと研究したいなと。
音で聞くだけの審査と、眼で見た審査が、ほぼ同じ結果になったということで、これは今後分析して、共有させていただけるのではないかという風に、感じています。そんな中でですね、日本財団さんのサイトは、アクセシビリティの非常に高い準拠度に加えて、特別な配慮として、あの、PDFですね。
PDFって普通は載っかっているだけで中々音では読みにくいのですが、音での読みやすさ、また図表もですね、代替テキストに非常に気を配っていただいて、音声だけでも非常にわかりやすかったということで、今回、グランプリに選出されました。
ということでですね、来年以降、浅川賞ではグランプリに選出だけではなく、それぞれのサイトのアクセシビリティの課題は多方面から評価させていただき、応募サイトのアクセシビリティの向上のお手伝いをさせていただきたいと思いますので、来年以降もどうぞよろしくお願いいたします。
日本財団公式サイトの皆さん、本当におめでとうございました。以上です。
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続いてはスチューデント賞の贈賞です。今年のスチューデント賞は慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部の皆さんに審査いただきました。
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プレゼンターは、Webグランプリ ファウンダーの稲富滋様にお願いいたしました。
スチューデント賞は、グランプリ1サイトのみ受賞となりました。
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スチューデント賞
グランプリはサントリーホールディングス株式会社
「響きあう、活動のすべて」です。
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続いてはソーシャルサイト賞の贈賞です。
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ソーシャルサイト賞のプレゼンターは、公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会協会の鈴木専務理事です。
ソーシャルサイト賞はグランプリ1サイトのみの受賞となりました。
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ソーシャルサイト賞
グランプリはKDDI株式会社
「みんなのケータイ図鑑」です。
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続いて、プロモーションサイト賞の贈賞です。
プロモーションサイト賞は、優秀賞2サイト、グランプリ1サイトの受賞です。
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プロモーションサイト賞 優秀賞、
日清食品ホールディングス株式会社
「黒歴史トリオ」。
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同じくプロモーションサイト賞 優秀賞
ライオン株式会社
「LION×3月のライオン コラボレーションプロジェクト公式サイト」。
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三菱自動車工業株式会社
「週末探検家」です。
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続いては企業BtoCサイト賞の贈賞です。
企業BtoCサイト賞のプレゼンターは、ソーシャルサイト賞に続き、公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会協会の鈴木専務理事にお願いいたしました。
企業BtoCサイト賞は、優秀賞4サイト、グランプリ1サイトの受賞です。
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企業BtoCサイト賞 優秀賞、
サッポロビール株式会社「サッポロ都市伝説」
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同じく企業BtoCサイト賞 優秀賞、
サントリーホールディングス株式会社
「響きあう、活動のすべて」。
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同じく企業BtoCサイト賞 優秀賞、
日本航空株式会社
「自分らしい旅のヒントが見つかるWebマガジン OnTrip JAL」。
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同じく企業BtoCサイト賞 優秀賞、
シャープマーケティングジャパン株式会社
「ヘルシオを活躍させる10のコツ」
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そして、企業BtoCサイト賞 グランプリは、
雪印メグミルク株式会社
「牛乳パックを親子で楽しもう。」が受賞しました。
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最後は、企業BtoBサイト賞の贈賞です。
企業BtoBサイト賞は、優秀賞2サイト、グランプリ1サイトの受賞です。
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企業BtoBサイト賞 優秀賞、
株式会社デンソー
「デンソー ブランドサイト」。
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オムロン株式会社
「EDGE & LINK」。
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そして企業BtoBサイト賞
コクヨ株式会社
「DAYS OFFICE」が受賞しました。
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受賞された企業の皆様、誠におめでとうございます。
贈賞式終了後には、贈賞パーティーが開かれました。多くの方にご出席いただき、互いの親睦を深めていただきました。
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贈賞パーティーの模様
乾杯の挨拶
Webグランプリ ファウンダー 稲富滋 様
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みなさんこんばんは。いまご紹介いただきました、稲富でございます。
一応ファウンダーなんて大変なお名前いただきましたけども、2007年に、10社ほどでですね、何かWebを担当している人たちがやっぱり社内でもう少し認知されて、「大変なんだよ」ってことを上の人に伝えられるようなことが、あっていいんじゃないかということでですね、
ある種、お手盛りといえばお手盛りなんですけども、そういえば何か似たような賞がないかなってことでですね、そういえば映画でアカデミー賞ってあったよねと。あれは映画人が。脚本を書く人が脚本の賞を投票して。6000人ぐらいかな、投票する人が。
あれをお手本にしてですね、それのWeb版を作ろうじゃないか、とスタートしたのが2007年のことでした。わりとWebのアカデミー賞を目指そうというのは最初に言っておりまして。
したがって、今日みなさんにお渡ししたトロフィーもですね、実はオスカー賞の(トロフィー)と同じメーカーに頼んでおります。
最初は同じ像をくれっつったらそれはダメだって断られちゃったんです。
で、あれはアメリカから輸入して最初に持ってきました。今は日本でちゃんと取り扱っているところありますので。映画にアカデミー賞があるように、WebにもWebグランプリがあるぞ、ということで始めました。そのあと林事務局長に大変立派に引き継いでいただきまして、ここまでみなさん立派な会になったということは、非常に憧憬の念に堪えません。
長くなりましたが、本日受賞された皆様方、大変おめでとうございます。
是非ですね、皆様方のお仕事、胸を張って、このデジタル時代を引っ張っていくぞと頑張ってご活躍いただければと思います。
また、来年、浅川賞もよろしくお願いしたいと思います。それでは皆様のご健勝と会のますますの発展を祝しまして、乾杯としたいと思います。
それではお願いいたします、乾杯!
締めの挨拶
WEB広告研究会ソーシャルメディア委員会委員長 坂井 康文 様
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つい1分前に林さんに捕まえられて、締めてもらえますか、と言われた坂井でございます。
皆様楽しんでいただけていますかね。
WebグランプリもWeb研に移られてから5年目。
ますます盛り上がってきてますけども、デジタル時代が皆様の関心におかれては、非常に注目を浴びていて、
いろんな人からのご意見とか仕事が増えているんじゃないかと思いますけども、このデジタルの円滑性をうまく活用して、
皆様の業績が上がっていって、良い年を、2018年を迎えて言っていただければと思いますので、
ここで一本締めをしたいと思います。Web研の発展はもちろんのこと、皆様ご参加していただいている会員企業様の皆様のご発展も祈念いたしまして、
お手を拝借。
みなさんこんにちは。
ただいまご紹介いただきました、日本アドバタイザーズ協会の鈴木でございます。
本日受賞された皆様、そしてノミネートされました皆様、誠におめでとうございます。
開会に先立ちまして、一言ご挨拶申し上げたいと思います。
我々を取り巻く生活の環境や事業環境が、信じられないスピードで変化しています。
変化というより革新に近い形だろうと思います。
その中心にはデジタル技術の進化があって特にAmazonさん、Googleさん、Facebookさんといった企業がリードしています。
さて広告の話で言いますとデジタル広告そのものも様々なアイデアによって新しい手法が日々作られ、非常に付加価値の高い広告モデルが次々と紹介されています。
我々自身が完全にメディア化され、企業文脈での広告から、生活者のインサイトにおいた情報発信が必要になってきています。
この領域もこの三社がリードしているところで、そこをどう評価するかというのは、たぶん皆さん方それぞれあると思います。
考えていきたいと思います。
さらに最近は世界的なレベルで悪意をもった組織や個人によるインモラルな詐欺や、企業や個人への誹謗中傷といった攻撃が後を絶ちません。たいへん残念なことであります。
そんな環境の中でJAAは昨年来、デジタルメディア委員会を立ち上げました。
今日お見えになっている小出委員長を中心として議論しているところですが、デジタル広告の取引の透明化、効果の可視化、などをテーマに多くの議論を進めています。
ちょっとここでご紹介です。
日本インタラクティブ広告協会「JIAA」、日本広告協会「JAAA」、それから我々、日本アドバタイザーズ協会の3つの業界団体が、「デジタル広告の信頼性確保のための枠組みづくりを目指す」こういった内容で合意しました。
これが組織になっていくかははっきりわかりませんが「デジタル広告情報連絡会」というのを4回ぐらいやっていますかね。JIAAさんの研究の成果も含めて色々な議論を進めています。
ここにお集まりの皆さんは、この業界の様々な変化を感度高く捉えている最先端の方たちだと存じます。
我々スタッフは、皆様と共に、このデジタル技術の健全な発達を目指すべく、議論・研究を進めて、このWeb研がですね、日本の業界をリードする先を見据えた提言を実現していきたいと考えています。
これから行う贈賞式も、私たちのそうした強い願いを込めたものであります。この会を通じて、そういった未来を見据えたデジタル技術の価値を高めていく方法。
また、新しい広告・コミュニケーションを作り上げるヒントを、受賞された皆様から、ご披露いただけるものと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。